主日礼拝2015/12/27

12月27日(日)午前10時30分~

説教 「持ち物を共有する」
中村静郎牧師

聖書 使徒言行録4章32節~5章11節

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讃美歌(各讃美歌の番号をクリックするとパイプオルガンの奏楽が流れます。宝永教会では「讃美歌21」を使用しています。)

83(聖なるかな)
20(主に向かってよろこび歌おう)
159(主が建てなければ)
459(飼い主わが主よ)
29(天のみ民も)


新約聖書(新共同訳)より
使徒言行録4章32節~5章11節

信じた人々の群れは心も思いも一つにし、一人として持ち物を自分のものだと言う者はなく、すべてを共有していた。

使徒たちは、大いなる力をもって主イエスの復活を証しし、皆、人々から非常に好意を持たれていた。

信者の中には、一人も貧しい人がいなかった。

土地や家を持っている人が皆、それを売っては代金を持ち寄り、使徒たちの足もとに置き、その金は必要に応じて、おのおのに分配されたからである。

たとえば、レビ族の人で、使徒たちからバルナバ―「慰めの子」という意味―と呼ばれていた、キプロス島生まれのヨセフも、持っていた畑を売り、その代金を持って来て使徒たちの足もとに置いた。

ところが、アナニアという男は、妻のサフィラと相談して土地を売り、妻も承知のうえで、代金をごまかし、その一部を持って来て使徒たちの足もとに置いた。

すると、ペトロは言った。「アナニア、なぜ、あなたはサタンに心を奪われ、聖霊を欺いて、土地の代金をごまかしたのか。

売らないでおけば、あなたのものだったし、また、売っても、その代金は自分の思いどおりになったのではないか。

あなたは人間を欺いたのではなく、神を欺いたのだ。」この言葉を聞くと、アナニアは倒れて息が絶えた。そのことを耳にした人々は皆、非常に恐れた。

若者たちが立ち上がって死体を包み、運び出して葬った。

それから三時間ほどたって、アナニアの妻がこの出来事を知らずに入って来た。

ペトロは彼女に話しかけた。

「あなたたちは、あの土地をこれこれの値段で売ったのか。言いなさい。」

彼女は、「はい、その値段です」と言った。

ペトロは言った。「二人で示し合わせて、主の霊を試すとは、何としたことか。見なさい。あなたの夫を葬りに行った人たちが、もう入り口まで来ている。今度はあなたを担ぎ出すだろう。」

すると、彼女はたちまちペトロの足もとに倒れ、息が絶えた。

青年たちは入って来て、彼女の死んでいるのを見ると、運び出し、夫のそばに葬った。

教会全体とこれを聞いた人は皆、非常に恐れた。