主日礼拝2016/06/12

2016年6月12日(日)午前10時30分~

説教:「福音は異邦人へ」
中村静郎牧師

聖書: 使徒言行録14章1~18節

讃美歌21(各讃美歌の番号をクリックするとパイプオルガンの奏楽が流れます。)

83(聖なるかな)
23(イェスよ、われを顧みたまえ)
299(うつりゆく世にも)
300(十字架のもとに)
29(天のみ民も)

新約聖書(新共同訳)より
使徒言行録14章1~18節

イコニオンでも同じように、パウロとバルナバはユダヤ人の会堂に入って話をしたが、その結果、大勢のユダヤ人やギリシア人が信仰に入った。

ところが、信じようとしないユダヤ人たちは、異邦人を扇動し、兄弟たちに対して悪意を抱かせた。

それでも、二人はそこに長くとどまり、主を頼みとして勇敢に語った。

主は彼らの手を通してしるしと不思議な業を行い、その恵みの言葉を証しされたのである。

町の人々は分裂し、ある者はユダヤ人の側に、ある者は使徒の側についた。

異邦人とユダヤ人が、指導者と一緒になって二人に乱暴を働き、石を投げつけようとしたとき、二人はこれに気づいて、リカオニア州の町であるリストラとデルベ、またその近くの地方に難を避けた。

そして、そこでも福音を告げ知らせていた。

リストラに足の不自由な男が座っていた。

生まれつき足が悪く、まだ一度も歩いたことがなかった。

この人が、パウロの話すのを聞いていた。

パウロは彼を見つめ、いやされるのにふさわしい信仰があるのを認め、「自分の足でまっすぐに立ちなさい」と大声で言った。

すると、その人は踊り上がって歩き出した。

群衆はパウロの行ったことを見て声を張り上げ、リカオニアの方言で、「神々が人間の姿をとって、わたしたちのところにお降りになった」と言った。

そして、バルナバを「ゼウス」と呼び、またおもに話す者であることから、パウロを「ヘルメス」と呼んだ。

町の外にあったゼウスの神殿の祭司が、家の門の所まで雄牛数頭と花輪を運んで来て、群衆と一緒になって二人にいけにえを捧げようとした。

使徒たち、すなわちバルナバとパウロはこのことを聞くと、服を裂いて群衆の中へ飛び込んで行き、叫んで言った。

「皆さん、なぜ、こんなことをするのですか。

わたしたちも、あなたがたと同じ人間にすぎません。

あなたがたが、このような偶像を離れて、生ける神に立ち帰るように、わたしたちは福音を告げ知らせているのです。

この神こそ、天と地と海と、そしてその中にあるすべてのものを造られた方です。

神は過ぎ去った時代には、すべての国の人が思い思いの道を行くままにしておかれました。

しかし、神は御自分のことを証ししないでおられたわけではありません。

恵みをくださり、天からの雨を降らせて実りの季節を与え、食物を施して、あたがたの心を喜びで満たしてくださっているのです。」

こう言って、二人は、群衆が自分たちにいけにえを献げようとするのを、やっとやめさせることができた。

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