主日礼拝 ― 2016/10/09
説教:「与える幸い」
中村静郎牧師
聖書: 使徒言行録20章28~38節
讃美歌21(クリックすると宝永教会のパイプオルガンで演奏された奏楽音声が流れます。事前練習にお役立てください)
83(聖なるかな)
17(聖なる主の美しさと)
484(主われを愛す)
512(主よ、献げます)
29(天のみ民も)
新約聖書(新共同訳)より
聖書: 使徒言行録20章28~38節
どうか、あなたがた自身と群れ全体とに気を配ってください。
聖霊は、神が御子の血によってご自分のものとなさった神の教会の世話をさせるために、あなたがたをこの群れの監督者に任命なさったのです。
わたしが去った後に、残忍な狼どもがあなたがたのところへ入り込んで来て群れを荒らすことが、わたしには分かっています。
また、あなたがた自身の中からも、邪説を唱えて弟子たちを従わせようとする者が現れます。
だから、わたしが三年間、あなたがた一人一人に夜も昼も涙を流して教えてきたことを思い起こして、目を覚ましていなさい。
そして今、神とその恵みの言葉とにあなたがたをゆだねます。
この言葉は、あなたがたを造り上げ、聖なる者とされたすべての人々と共に恵みを受け継がせることができるのです。
わたしは、他人の金銀や衣服をむさぼったことはありません。
ご存じのとおり、わたしはこの手で、わたし自身の生活のためにも、共にいた人々のためにも働いたのです。
あなたがたもこのように働いて弱い者を助けるように、また、主イエスご自身が『受けるよりは与える方が幸いである』と言われた言葉を思い出すようにと、わたしはいつも身をもって示してきました。」
このように話してから、パウロは皆と一緒にひざまずいて祈った。
人々は皆激しく泣き、パウロの首を抱いて接吻した。
特に、自分の顔をもう二度と見ることはあるまいとパウロが言ったので、非常に悲しんだ。
人々はパウロを船まで見送りに行った。