主日礼拝2016/11/20

2016年11月20日(日)午前10時30分~

説教;「良心と信仰」
中村静郎牧師
 


聖書:  使徒言行録24章1〜27節

讃美歌21(クリックすると宝永教会のパイプオルガンで演奏された奏楽音声が流れます。事前練習にお役立てください。)

83(聖なるかな)
23(イェスよ、われを顧みたまえ)
455(神は私の強い味方)
458(信仰こそ旅路を)
29(天のみ民も)

 

新約聖書(新共同訳)より
聖書: 使徒言行録24章1〜27節

五日の後、大祭司アナニアは、長老数名と弁護士テルティロという者を連れて下って来て、総督にパウロを訴え出た。

パウロが呼び出されると、テルティロは告発を始めた。

「フェリクス閣下、閣下のお陰で、私どもは十分に平和を享受しております。

また、閣下の御配慮によって、いろいろな改革がこの国で進められています。

私どもは、あらゆる面で、至るところで、このことを認めて称賛申し上げ、また心から感謝しているしだいです。

さて、これ以上ご迷惑にならないよう手短に申し上げます。

御寛容をもってお聞きください。

実は、この男は疫病のような人間で、世界中のユダヤ人の間に騒動を引き起こしている者、『ナザレ人の分派』の主謀者であります。

この男は神殿さえも汚そうとしましたので逮捕いたしました。

閣下御自身でこの者をお調べくだされば、私どもの告発したことがすべてお分かりになるかと存じます。」

他のユダヤ人たちもこの告発を支持し、そのとおりであると申し立てた。

総督が、発言するように合図したので、パウロは答弁した。

「私は、閣下が多年この国民の裁判をつかさどる方であることを、存じ上げておりますので、私自身のことを喜んで弁明いたします。

確かめていただけば分かることですが、私が礼拝のためエルサレムに上ってから、まだ十二日しかたっていません。

神殿でも会堂でも町の中でも、この私がだれかと論争したり、群衆を扇動したりするのを、だれも見た者はおりません。

そして彼らは、私を告発している件に関し、閣下に対して何の証拠も挙げることができません。

しかしここで、はっきり申し上げます。

私は、彼らが『分派』と呼んでいるこの道に従って、先祖の神を礼拝し、また、立法に則したことと預言者の書に書いてあることを、ことごとく信じています。

更に、正しい者も正しくない者もやがて復活するという希望を、神に対して抱いています。

この希望は、この人たち自身も同じように抱いています。

こういうわけで私は、神に対しても人に対しても、責められることのない良心を絶えず保つように努めています。

さて、私は、同胞に救援金を渡すため、また、供え物を献げるために、何年ぶりかで戻って来ました。

私が清めの式にあずかってから、神殿で供え物を献げているところを、人に見られたのですが、別に群衆もいませんし、騒動もありませんでした。

ただ、アジア州から来た数人のユダヤ人はいました。

もし、私を訴えるべき理由があるというのであれば、この人たちこそ閣下のところに出頭して告発すべきだったのです。

さもなければ、ここにいる人たち自身が、最高法院に出頭していた私にどんな不正を見つけたか、今言うべきです。

彼らの中に立って、『死者の復活のことで、私は今日あなたがたの前で裁判にかけられているのだ』と叫んだだけなのです。」

フェリクスは、この道についてかなり詳しく知っていたので、「千人隊長リシアが下って来るのを待って、あなたたちの申し立てに対して判決を下すことにする」と言って裁判を延期した。

そして、パウロを監禁するように、百人隊長に命じた。

ただし、自由をある程度与え、友人たちが彼の世話をするのを妨げないようにさせた。

数日の後、フェリクスはユダヤ人である妻のドルシラと一緒に来て、パウロを呼び出し、キリスト・イエスへの信仰について話を聞いた。

しかし、パウロが正義や節制や来るべき裁きについて話すと、フェリクスは恐ろしくなり、「今回はこれで帰ってよろしい。また適当な機会に呼び出すことにする」と言った。

だが、パウロから金をもらおうとする下心もあったので、度々呼び出しては話し合っていた。

さて、二年たって、フェリクスの後任者としてポルキウス・フェストゥスが赴任したが、フェリクスは、ユダヤ人に気に入られようとして、パウロを監禁したままにしておいた。