主日礼拝 ― 2016/04/17
説教 「異邦人へ福音を告げる」
中村静郎牧師
聖書: 使徒言行録10章34節~48節
讃美歌(各讃美歌の番号をクリックするとパイプオルガンの奏楽が流れます。宝永教会では「讃美歌21」を使用しています。)
83(聖なるかな)
15(みことばにより)
505(歩ませてください)
510(主よ、終わりまで)
29(天のみ民も)
新約聖書(新共同訳)より
使徒言行録10章34節~48節
そこで、ペトロは口を開きこう言った。
「神は人を分け隔てなさらないことが、よく分かりました。
どんな国の人でも、神を畏れて正しいことを行う人は、神に受け入れられるのです。
神がイエス・キリストによって―――この方こそ、すべての人の主です―――平和を告げ知らせて、イスラエルの子らに送ってくださった御言葉を、あなたがたはご存じでしょう。
ヨハネが洗礼(バプテスマ)を宣べ伝えた後に、ガリラヤから始まってユダヤ全土に起きた出来事です。
つまり、ナザレのイエスのことです。
神は、聖霊と力によってこの方を油注がれた者となさいました。
イエスは、方々を巡り歩いて人々を助け、悪魔に苦しめられている人たちをすべていやされたのですが、それは、神が御一緒だったからです。
わたしたちは、イエスがユダヤ人の住む地方、特にエルサレムでなさったことすべての証人です。
人々はイエスを木にかけて殺してしまいましたが、神はこのイエスを三日目に復活させ、人々の前に現してくださいました。
しかし、それは民全体に対してではなく、前もって神に選ばれた証人、つまり、イエスが死者の中から復活した後、ご一緒に食事をしたわたしたちに対してです。
そしてイエスは、御自分が生きている者と死んだ者との審判者として神から定められた者であることを、民に宣べ伝え、力強く証しするようにと、わたしたちにお命じになりました。
また預言者も皆、イエスについて、この方を信じる者はだれでもその名によって罪の赦しが受けられる、と証ししています。」
ペトロがこれらのことをなおも話し続けていると、御言葉を聞いている一同の上に聖霊が降った。
割礼を受けている信者で、ペトロと一緒に来た人は皆、聖霊の賜物が異邦人の上にも注がれているのを見て、大いに驚いた。
異邦人が異言を話し、また神を賛美しているのを、聞いたからである。
そこでペトロは、「わたしたちと同様に聖霊を受けたこの人たちが、水で洗礼(バプテスマ)を受けるのを、いったいだれが妨げることができますか」と言った。
そして、イエス・キリストの名によって洗礼(バプテスマ)を受けるようにと、その人たちに命じた。
それから、コルネリウスたちは、ペトロになお数日滞在するようにと願った。