126周年宣教記念礼拝 ― 2016/07/03
宣教開始126周年 宣教記念礼拝
2016年7月3日(日)
説教「まず、神の国を求めよ」
中村静郎牧師
当教会は、福井の地に宣教を開始して、
今年で126年を迎えるプロテスタントの教会です。
126年もの間、毎週の主日(日曜日)に、
欠かさず聖書のみことばが語られ、
礼拝が守られてきたことは、
本当に大きな神様の恵みと導きであります。
神様の愛は、すべての人に向かって語られています。
そして教会もすべての人に、門が開かれています。
私たちは、喜びと感謝と賛美をもって、
ひとりでも多くの方々と礼拝をともに守りたいと願っています。
初めての方も、ぜひこの機会に、教会においでください。
記念礼拝
10:30-12:00
聖書 マタイによる福音書6章25-34節
讃美歌21
83(聖なるかな)
7(ほめたたえよ、力強き主を)
361(この世はみな)
227(主の真理は)
67(貴きイェスよ)
513(主は命を)
29(天のみ民も)
パイプオルガンコンサート
13:20-14:00
オルガニスト 春日朋子姉
トーンチャイム講習会
14:15-15:00
指導 春日敏美兄
パイプオルガンコンサート・プログラム
1. G. フレスコバルディ (1583-1643) : カンツォーネ 第4番
G. Frescobaldi : Canzona Quarta
2. J.K. ケルル (1627‐1693) : カッコウによるカプリッチョ
J.K. Kerll : Capriccio “Cucu”
3. H. シャイデマン (1596-1663) : コラール「おお神よ、我らは汝の恵みに感謝する」
H. Sheidemann : Choral “O Gott, wir danken deiner Güt”
4. J.A. ラインケン (1643‐1722) : フーガ ト短調
J.A. Reincken : Fuga in g-moll
5. J.S. バッハ (1685‐1750) : コラール「主よ、人の望みの喜びよ」
J.S. Bach : Choral “Wohl mir, daß ich Jesum habe” (BWV147)
6. W.A. モーツァルト (1756-1791) : アンダンテ ヘ長調
W.A. Mozart : Andante in F-Dur (KV616)
7. J.S. バッハ (1685‐1750) : G線上のアリア
J.S. Bach : Air (BWV1068)
8. J. ブラームス (1833-1897) : コラール「装いせよ、おお愛するわが魂よ」
J. Brahms : Choral “Schmücke dich, o liebe Seele”
9. 武満徹 (1930-1996) : 小さな空
Toru Takemitsu : Small Sky
主日礼拝 ― 2016/07/10
説教:「使徒会議の決議」
中村静郎牧師
聖書: 使徒言行録15章22~35節
讃美歌21(クリックすると宝永教会のパイプオルガンで演奏された奏楽音声が流れます。事前練習にお役立てください)
83(聖なるかな)
3(扉を開きて)
433(あるがままわれを)
436(十字架の血に)
29(天のみ民も)
新約聖書(新共同訳)より
使徒言行録15章22~35節
そこで、使徒たちと長老たちは、教会全体と共に、自分たちの中から人を選んで、パウロやバルナバと一緒にアンティオキアに派遣することを決定した。
選ばれたのは、バルナバと呼ばれるユダおよびシラスで、兄弟たちの中で指導的な立場にいた人たちである。
使徒たちは、次の手紙を彼らに託した。
「使徒と長老たちが兄弟として、アンティオキアとシリア州とキリキア州に住む、異邦人の兄弟たちに挨拶いたします。
聴くところによると、わたしたちのうちのある者がそちらへ行き、わたしたちから何の指示もないのに、いろいろなことを言って、あなたがたを騒がせ動揺させたとのことです。
それで、人を選び、わたしたちの愛するバルナバとパウロとに同行させて、そちらに派遣することを、わたしたちは満場一致で決定しました。
このバルナバとパウロは、わたしたちの主イエス・キリストの名のために身を捧げている人たちです。
それで、ユダとシラスを選んで派遣しますが、彼らは同じことを口頭でも説明するでしょう。
聖霊とわたしたちは、次の必要な事柄以外、一切あなたがたに重荷を負わせないことに決めました。
すなわち、偶像に捧げられたものと、血と、絞め殺した動物の肉と、みだらな行いとを避けることです。以上を慎めばよいのです。健康を祈ります。」
さて、彼ら一同は見送りを受けて出発し、アンティオキアに到着すると、信者全体を集めて手紙を手渡した。
彼らはそれを読み、励ましに満ちた決定を知って喜んだ。
ユダとシラスは預言する者でもあったので、いろいろと話をして兄弟たちを励まし力づけ、しばらくここに滞在した後、兄弟たちから送別の挨拶を受けて見送られ、自分たちを派遣した人々のところへ帰って行った。
しかし、パウロとバルナバはアンティオキアにとどまって教え、他の多くの人と一緒に主の言葉の福音を告げ知らせた。
主日礼拝 ― 2016/07/17
説教:「別れと出会い」
中村静郎牧師
聖書:使徒言行録15章36節~16章5節
讃美歌21(クリックすると宝永教会のパイプオルガンで演奏された奏楽音声が流れます。事前練習にお役立てください)
83(聖なるかな)
4(世にあるかぎりの)
402(いともとうとき)
404(あまつましみず)
29(天のみ民も)
新約聖書(新共同訳)より
使徒言行録15章36節~16章5節
数日の後、パウロはバルナバに言った。
「さあ、前に主の言葉を宣べ伝えたすべての町へもう一度行って兄弟たちを訪問し、どのようにしているかを見て来ようではないか。」
バルナバは、マルコと呼ばれるヨハネも連れて行きたいと思った。
しかしパウロは、前にパンフィリア州で自分たちから離れ、宣教に一緒に行かなかったような者は、連れて行くべきでないと考えた。
そこで、意見が激しく衝突し、彼らはついに別行動をとるようになって、バルナバはマルコを連れてキプロス島へ向かって船出したが、一方、パウロはシラスを選び、兄弟たちから主の恵みにゆだねられて、出発した。
そして、シリア州やキリキア州を回って教会を力づけた。
パウロは、デルベにもリストラにも行った。
そこに、信者のユダヤ婦人の子で、ギリシア人を父親に持つ、テモテという弟子がいた。
彼は、リストラとイコニオンの兄弟の間で評判の良い人であった。
パウロは、このテモテを一緒に連れて行きたかったので、その地方に住むユダヤ人の手前、彼に割礼を授けた。
父親がギリシア人であることを、皆が知っていたからである。
彼らは方々の町を巡回して、エルサレムの使徒と長老たちが決めた規定を守るようにと、人々に伝えた。
こうして、教会は信仰を強められ、日ごとに人数が増えていった。
主日礼拝 ― 2016/07/24
説教:「マケドニア人の幻」 中村静郎牧師
聖書: 使徒言行録16章6~15節
讃美歌21(クリックすると宝永教会のパイプオルガンで演奏された奏楽音声が流れます。事前練習にお役立てください)
83(聖なるかな)
5(わたしたちは神の民)
402(いともとうとき)
403(聞けよ、愛と真理の)
29(天のみ民も)
新約聖書(新共同訳)より
聖書: 使徒言行録16章6~15節
さて、彼らはアジア州で御言葉を語ることを聖霊から禁じられたので、フリギア・ガラテヤ地方を通って行った。
ミシア地方の近くまで行き、ビティニア州に入ろうとしたが、イエスの霊がそれを許さなかった。
それで、ミシア地方を通ってトロアスに下った。
その夜、パウロは幻を見た。
その中で一人のマケドニア人が立って、「マケドニア州に渡って来て、わたしたちを助けてください」と言ってパウロに願った。
パウロがこの幻を見た時、わたしたちはすぐにマケドニアへ向けて出発することにした。
マケドニア人に福音を告げ知らせるために、神がわたしたちを召されているのだと、確信するに至ったからである。
わたしたちはトロアスから船出してサモトラケ島に直航し、翌日ネアポリスの港に着き、そこから、マケドニア州第一区の都市で、ローマの植民都市であるフィリピに行った。
そして、この町に数日間滞在した。
安息日に町の門を出て、祈りの場所があると思われる川岸に行った。
そして、わたしたちもそこに座って、集まっていた婦人たちに話をした。
ティアティラ市出身の紫布を商う人で、神をあがめるリディアという夫人も話を聴いていたが、主が彼女の心を開かれたので、彼女はパウロの話を注意深く聴いた。
そして、彼女も家族の者も洗礼(バプテスマ)を受けたが、そのとき、「私が主を信じるものだとお思いでしたら、どうぞ、私の家に来てお泊りください」と言ってわたしたちを招待し、無理に承知させた。
主日礼拝 ― 2016/07/31
説教:「パウロたち、迫害される」
中村静郎牧師
説教音声(約52分)
聖書 使徒言行録16章16-40節
讃美歌21(クリックすると宝永教会のパイプオルガンで演奏された奏楽音声が流れます。事前練習にお役立てください)
83(聖なるかな)
6(つくりぬしを賛美します)
411(うたがい迷いの)
412(昔、主イェスの)
29(天のみ民も)
新約聖書(新共同訳)より
聖書 使徒言行録16章16-40節
わたしたちは、祈りの場所に行く途中、占いの霊に取りつかれている女奴隷に出会った。
この女は、占いをして主人たちに多くの利益を得させていた。
彼女は、パウロやわたしたちの後ろについて来てこう叫ぶのであった。
「この人たちは、いと高き神の僕で、皆さんに救いの道を宣べ伝えているのです。」
彼女がこんなことを幾日も繰り返すので、パウロはたまりかねて振り向き、その霊に言った。
「イエス・キリストの名によって命じる。この女から出て行け。」
すると即座に、霊が彼女から出て行った。
ところが、この女の主人たちは、金もうけの望みがなくなってしまったことを知り、パウロとシラスを捕らえ、役人に引き渡すために広場へ引き立てて行った。
そして、二人を高官たちに引き渡してこう言った。
「この者たちは、ユダヤ人で、わたしたちの町を混乱させております。
ローマ帝国の市民であるわたしたちが受け入れることも、実行することも許されない風習を宣伝しております。」
群衆も一緒になって二人を攻め立てたので、交換たちは二人の衣服をはぎ取り、「鞭で打て」と命じた。
そして、何度も鞭で打ってから二人を牢に投げ込み、看守に厳重に見張るように命じた。
この命令を受けた看守は、二人をいちばん奥の牢に入れて、足には木の足枷をはめておいた。
真夜中ごろ、パウロとシラスが讃美の歌をうたって神に祈っていると、ほかの囚人たちはこれに聞き入っていた。
突然、大地震が起こり、牢の土台が揺れ動いた。
たちまち牢の戸が皆開き、すべての囚人の鎖も外れてしまった。
目を覚ました看守は、牢の戸が開いているのを見て、囚人たちが逃げてしまったと思い込み、剣を抜いて自殺しようとした。
パウロは大声で叫んだ。「自害してはいけない。わたしたちは皆ここにいる。」
看守は、明かりを持ってこさせて牢の中に飛び込み、パウロとシラスの前に震えながらひれ伏し、二人を外へ連れ出して行った。
「先生方、救われるためにはどうすべきでしょうか。」
二人は言った。
「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたも家族も救われます。」
そして、看守とその家の人たち全部に主の言葉を語った。
まだ真夜中であったが、看守は二人を連れて行って一傷を洗ってやり、自分も家族の者も皆すぐに洗礼(バプテスマ)を受けた。
この後、二人を自分の家に案内して食事を出し、神を信じる者になったことを家族ともども喜んだ。
朝になると、高官たちは下役たちを差し向けて、「あの者どもを釈放せよ」と言わせた。
それで、看守はパウロにこの言葉を伝えた。
「高官たちが、あなたがたを釈放するようにと、行ってよこしました。さあ、牢からでて、安心して行きなさい。」
ところが、パウロは下役たちに言った。
「高官たちは、ローマ帝国の市民権を持つわたしたちを、裁判にもかけずに公衆の面前で鞭打ってから投獄したのに、今ひそかに釈放しようとするのか。
いや、それはいけない。
高官たちが自分でここへ来て、わたしたちを連れ出すべきだ。」
下役たちは、この言葉を高官たちに報告した。
高官たちは、二人がローマ帝国の市民権を持つものであると聞いて恐れ、出向いて来てわびを言い、二人を牢から連れ出し、街から出て行くように頼んだ。
牢を出た二人は、リディアの家に行って兄弟たちに会い、彼らを励ましてから出発した。